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来年度の観光関連の施策展開に向け、県はこのほど観光業界と意見交換を行いました。

玉城知事「量と質の両方が満たされるよう、観光の形態について是非皆さまから忌憚のないご意見を賜りたいと思います」

意見交換会には旅行、宿泊業、運輸業などから13団体が参加しました。

はじめに県から、沖縄観光振興に関する取り組みなどの進捗状況が報告されました。これに対し業界団体からは、空港やバスなど交通機関や観光施設などで人材不足で、インバウンドや修学旅行の受入れが難しく、観光需要の取りこぼしが起きているとの指摘がありました。

また、今年度取り組んだ「修学旅行貸切バス等受入れ体制緊急支援事業」の継続や、沖縄観光の魅力度や満足度などのデータを、観光業界にも共有するよう要望が寄せられました。

県は、今回の会で出された意見を来年度の施策に反映し、業界と連携を図りながら観光振興に関する施策を展開していく方針です。