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沖縄県名護市を拠点に活動するジャーナリストが「沖縄の本土復帰50年をテーマにした映画」を2024年の上映を目指して製作に取り組んでいます。

「民意は新基地反対だ!」「民意は新基地反対だ!」

ラッパーの「大袈裟太郎」としても知られるジャーナリストの猪股東吾さんは2016年に沖縄に移住してきました。

辺野古の新基地建設をはじめ東村高江のヘリパッド建設や香港・アメリカで権力に向き合う市民などを精力的に取材していて、現在”沖縄の本土復帰50年”をテーマにした映画の製作に力を注いでいます。

猪股さんは”本土復帰”の捉え方について県外と県内で感覚に違いがあるとして「本土側が沖縄について認識しないといけない」と強調します。

猪股東吾さん「(沖縄に)観光で旅行に来て、楽しい部分も大事だが、そこだけを見るのは沖縄を消費することにつながる。深く政治を知らない人にも分かるような作品にしたい」

映画のタイトルは「Buridii50」で、沖縄の言葉で”群れの手”という意味があります。2024年の公開を目指すといいます。

猪股東吾さん「大きなスポンサーに頼らずに、個人たちの手で作り上げていく形です」

猪股さんは映画を作る資金をクラウドファンディングで募っていて11月30日まで出資を受け付けています。