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基地問題などをテーマに平和や戦争について問い続けた画家高良憲義さんの制作のルーツとなった町の姿を表現した作品展が那覇市で開かれています。美術教師の傍ら創作活動を続け半世紀余りのキャリアを持つ高良さんは作品を通じて反戦平和について問いかけてきました。

ことしで26回目となった個展のテーマは「コザという町の文化」です。基地やロック文化など戦後沖縄の象徴となったコザとその地域における伝統や自然環境についてもおよそ130点の写真や絵画で多角的にとらえています。

高良憲義さんは「いままでは基地を中心に作品をどんどんつくってきたが、別の視点から沖縄というものを見てみたい表現してみたい」と話していました。

高良さんの個展は15日まで那覇市民ギャラリーで開かれています。