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海で緊急事態が起きた時に関係機関が連携して迅速に対応できるよう9月21日に沖縄市で「合同潜水訓練」が行われました。

中城新港で実施された合同訓練には海保と消防、警察の3機関から合計約60人の潜水士が参加しました。4年ぶりに再開された今回は貨物船から海に転落して行方がわからなくなった40代の男性1人を捜索するという想定です。

消防の呼びかけ「名護市5名潜水隊がおります。ただ、ブイがないです」海保の呼びかけ「ブイがない。わかりました」

指揮本部には各機関の代表らが集まって捜索する範囲を分担したあとそれぞれの持ち場で潜水を始めました。約20分後に要救助者を見つけて海上に引き上げました。

中城海上保安部警備救難課・中村幸治課長「海難の現場におきましては、1分1秒を争うこととなりますので、やはりスムーズに各機関が連携をとって救難救助にあたることができることが大事だと思っている」

訓練を企画した中城海上保安部では今後も継続的に訓練を重ねて連携を強化していきたいとしています。