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火災で焼失した正殿の復元が進む首里城公園で工事の様子を間近で見られる見学エリアが完成し、8月26日に一般公開が始まりました。

濱元晋一郎記者「180度ガラス張りになっていて、工事の進捗を間近で見ることができます」

雨や風といった天候に左右されることなく工事を進めるため、正殿を覆った「素屋根」の内部について、8月26日に一般公開が始まりました。3階立ての「見学デッキ」は有りし日の姿を取り戻していく正殿を間近で見られるだけでなく、屋根の高さから見下ろすこともできます。

訪れた人たちは写真を撮ったりしながら沖縄のシンボルが完成する日に思いをはせているようでした。

見学者「柱みたいなものがすごかった。なかなか見られないのが見られてこんな風に(復元を)しているんだなと思った」「細かいところまで見えますね。そういうところがうれしく思う。生まれてくる正殿を一日一日追いかけていきたいと思っている」

素屋根のなかの見学は2025年までの予定で、8月から礎石と呼ばれる土台に柱を立てる作業が始まります。