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今回の台風で、警戒レベル4の「避難指示」が、県内17市町村に出されているなか、本島内に設置された避難所で過ごした人からは不安の声が聞かれました。

那覇市では、市役所や市民協働プラザなど6ヵ所の避難所が開設され、8月2日午後5時時点では123世帯・183人が、身を寄せていて避難したひとたちからは不安の声が聞こえてきました。

避難した人は「(市からの)メールが鳴ったから避難した、(台風が)怖いから。とても怖い、大きい台風」と話しました。別の避難した人は「台風の風が今までと全然違うみたいだから。強そうな感じがする」と話しました。

避難した人は「風が強すぎて、車を運転して(名護に)帰るのが困難だと思って、避難所に一旦避難した。1日経てば帰れるかなと思ったんですけど、外見たら全然帰れそうにもないので早く過ぎ去ってほしい」と話しました。

また、避難所には台風によって足止めされ帰れなくなった観光客の姿もありました。愛媛県から来た家族は「このあとホテルを予約してるんですが、チェックアウトからチェックインまでの時間がどうにもならないので市役所のほうで受け入れてもらった。いつ帰れるか分からないので目途が立ったらいいなと」と話しました。

県は各自治体で発表している防災情報を確認し、引き続き厳重な警戒をするよう呼びかけています。