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嘉手納基地から出る騒音の実態把握や離着陸する戦闘機の飛行経路を確認するため、基地を抱える3つの自治体による目視調査が実施されました。

嘉手納基地を抱える沖縄市・嘉手納町・北谷町が合同で行う目視調査は年に2回ほど行われていて、調査のポイントに職員を配置して嘉手納基地を離陸した航空機が着陸するまでの経路を確認したり、騒音の大きさを計測したりするものです。

7月18日午前9時22分にはF35戦闘機が4機立て続けに飛び立つ場面があり電車が通過するガード下並みの騒音に例えられる「108デシベル」が計測されました。

三連協の会長・桑江朝千夫沖縄市長「嘉手納基地周辺、北谷・嘉手納・沖縄市で(騒音の被害が)さらに広がっているように感じています」

調査が始まった午前8時から約2時間半の間に戦闘機などの離着陸やタッチアンドゴーが49回あり、90デシベル以上の騒音が何度も確認されました。