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慰霊の日を前に、平和の礎に刻銘されている戦没者の名前を読み上げる活動が6月22日から平和祈念公園で行われています。

この取り組みは、平和の礎に刻まれた戦没者の名前を読み上げることで戦争で亡くなった一人ひとりの命について考え、平和への思いを発信しようと市民団体の有志らが2022年から始めた活動です。

慰霊の日をあすに控えた6月23日、糸満市の平和祈念公園では戦没者一人ひとりの名前を読み上げました。

刻銘者の読み上げ作業があり、2023年6月1日から始まった取り組みは刻銘されている犠牲者24万1686人の名前を、全国からオンラインなどで参加した3000人近くで読み繋いでいます。

沖縄「平和の礎」名前読み上げる集いの町田直美実行委員長は「ことしは学校の参加が増えたり、地域の人たちが一括して受けてくれたり、すごい(活動の)広がりを感じました」と話しました。

市民団体によりますと、6月22日までにおよそ24万人を読み上げ終える見通しで、6月23日は2023年に追加刻銘された名前を伝えます。