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石垣島や宮古島では4年ぶりに通常通りのハーリーが開催され、港ではこぎ手の勇ましい掛け声と、この日を待っていた市民らの大きな歓声が響きました。

石垣島では、新型コロナの影響で3年間開催を自粛していたハーリーが石垣漁港に戻ってきました。4年ぶりのハーリーに多くの市民が詰めかけ、歓声をあげ拍手を送り、漁港は活気に包まれました。

中でも1番、大きな歓声が上がったのは転覆ハーリーです。ひっくり返したサバニを素早く元に戻し再びこぎ出す海人の技が魅力の競技です。この日の八重山地方は、梅雨明けを思わせるような快晴で、観客の熱狂的な声援もあいまって4年ぶりのハーリーは終始興奮に包まれていました。

子どもたちの演舞があり、宮古島の中で漁業が盛んな伊良部・佐良浜でも6月22日、海神祭が4年ぶりに通常開催され、子どもたちのダンスや太鼓の演舞で祝いました。

サバニを漕ぐ男たちの勇壮な声が海に響き渡り、これまでためてきたパワーを全力で発揮していました!そして、締めくくりは海神祭名物のオーバンマイ!前回のおよそ2倍となる1300キロのカツオの切り身が用意され、いまかいまかと待ち構えている人たちに漁船から投げ入れていきました。

キャッチした人「ふはははは、お疲れ様でした。やった~!」

参加した男の子「あんまり捕れなかったけどたのしかった」

参加した人「とてもにぎやかで、前のようでたのしかったです」

久しぶりの伝統行事に大盛り上がりの1日でした。