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現場海域では5月3日も機体の回収作業が行われました。陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島周辺で消息を絶った事故で、引き揚げた機体を乗せた船は今も港に停泊していて、5月4日以降、熊本へ向けて出港する見通しです。

陸上自衛隊の幹部ら10人を乗せたヘリコプターが宮古島周辺で消息を絶った事故で、5月1日、機体の一部が民間のサルベージ船によって引き揚げられました。防衛省によりますと5月1日は引きあげた機体の一部から事故の原因究明のカギとなるフライトレコーダーを回収しています。

平良港では、5月3日朝から自衛隊などが機体を船に乗せたまま運べるように準備を行っていて5月4日以降、熊本県の八代港にむけて、出港する見通しでその後、陸路で陸上自衛隊・高遊原分屯地に運ばれるということです。

町龍太郎記者は「サルベージ船からかごのようなものが引き揚げられています。甲板の上では作業員らがかごの中を確認する様子もうかがえます」と伝えました。

現場海域では5月3日も、サルベージ船の姿があり海底に残されている他の機体の一部などについても作業が続けられています。自衛隊は5月3日も、引き続きまだ見つかっていない4人の捜索を続けています。