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5月3日は憲法記念日です。浦添市では、講演会が開かれ現憲法を取り巻く情勢などが紹介されました。

今回で58回目を迎えた憲法講演会にはおよそ700人が参加しました。会で憲法普及協議会の加藤裕弁護士が現憲法を取り巻く情勢と題した講演を開き、共同通信社が公表した憲法に関する世論調査について紹介しました。

そのなかで、9条改正が必要と答えた人が全体の53%を占めていて世代別では、中高年の人の割合が大きかったということです。

一方で30代では、改正は必要ないとの回答が多かったことを挙げ「若い人の考えに注目すべき」と指摘し、加藤弁護士は、日本国憲法の施行以来、平和国家を作ってきた実績がありその実績を引き継ぎ取り組み続けて行くことが必要だと呼びかけました。

会では、「新たな戦前を迎えないために過去から学び現在・未来に活かすためできる範囲で行動する」ことを求めた沖縄憲法宣言が提案され採択されました。