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「町と相談しながら丁寧に進めたい」と述べました。陸上自衛隊与那国駐屯地への設置を検討している対空ミサイル部隊について、浜田防衛大臣は住民説明会の開催も含めて検討する考えを示しました。

2016年に開設された与那国駐屯地を巡って防衛省は対空ミサイル部隊の設置を検討し弾薬庫などを整備する計画を進めています。

浜田防衛大臣は、4月4日の閣議後の会見で与那国町での住民説明会への調整状況を問われ、2023年3月、糸数町長から説明会の開催に向けて直接要望を受けたことを明らかにした上で浜田防衛大臣「住民説明会について現時点で決まったものはない防衛省としても与那国町のみなさんの不安払しょくのための説明の重要性は認識している。住民説明会の開催も含め、引き続き丁寧な対応を進めてまいりたいと考えるところであります。」と述べました。

また浜田大臣は、日本と中国の防衛当局が緊急時に連絡を取り合う専用回線「ホットライン」の敷設が完了したことを報告。今後は、海上で自衛隊と中国軍の艦艇がにらみ合う事態が起きた時に互いの意図を確認することなどが想定されています。