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授業で昔の道具を調べている児童が実際にその道具を使い郷土の料理体験をする校外学習が今帰仁村で行われました。

社会科の授業で昔の道具について調べていた今帰仁小学校と兼次小学校に通う3年生が、実際に使用するのは「かまど」です。

村内にある古民家で行われた校外学習では、児童が昔ながらの方法で料理体験をします。この日、挑戦するのはジューシーとアーサ汁、まず、火を起こすために使う薪を斧で割るところからスタートです。

児童「(斧で打ち付ける)割れた~!」

昆布で出汁をとったり、ジューシーに使うニンジンの皮を向いたり役割分担をしながらみんなで丁寧に作っていきます。

最後は外に焚火台を作り、大きな鍋を乗せてジューシーを炊きました。

参加した児童は「みんなでさ、こうやって、火とかつけたりしてがんばった味が、めっちゃおいしい。自分たちが作ったものの方がおいしい」と話しました。

別の児童は「難しかった。一番は火つけるやつ、目が痛かった。火の温度調節するのが難しかった」と話しました。

講師を務めた満名匠吾さんは「こういうのを体験させたら、ふるさとの良さというか、必然的に入ってくるように。教えるんじゃなくて、みんなで私たち含めて学び合おうという。子どもたちの喜ぶ顔がめちゃくちゃいいですね。私たちもたのしいです」と話しました。

自分たちで作りあげる馴染みの郷土料理を通して子どもたちは、「楽しく」「おいしく」学んでいるようでした。