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那覇の”マチグヮー”がようやく帰ってきます!牧志公設市場のリニューアルに向けた工事が終わったことから2023年3月19日にオープンの日を迎えることになり那覇市長が来場を呼びかけました。

知念覚那覇市長は「人情味あふれる相対売りを継承し、多様な沖縄の食材を扱う活気に満ちあふれた新市場んかいめんそーやーさい」と述べました。

知念那覇市長は装いも新たにスタートする第一牧志公設市場に多くの人が足を運んでくれることを期待しました。

第一牧志公設市場は延べ床面積4981.31平方メートル、地上3階建ての建物で総事業費は53億円です。1階ではこれまで通り精肉・鮮魚など生鮮食品を扱う店がそろっていて現在、66店舗あります。今後、新たに9店舗が市場に入る予定です。

2階の飲食店街では1階で購入した食材を調理する「持ち上げ」方式で食事を楽しめるようにもなっています。周辺地域の活性化につながるようにと3階には多目的室や調理体験室が整備されました。

知念覚那覇市長は「那覇の中心商店街の活性化のみならず沖縄県の観光全体に関してもなくてはならない建物だと思っております食の文化を発信する原点に立ち戻ってしっかりとした沖縄の観光・経済・食を含めた健康の問題それを見直すいい機会だと大いに期待しております」と述べました。

オープンまであと4日に迫った3月15日、新しい市場では、事業者たちが店舗の設営作業に追われていました。

引っ越し作業は、3月5日から始まっていますが、市場関係者によると店の内装や設備工事を請け負う職人が不足していて、開店直前まで準備が続きそうだということです。

第一牧志公設市場・粟國智光組合長は「いやぁ、正直いうと、みなさんバタバタですよね。本当に、間に合うか間に合わないかの瀬戸際ですので、けっこう大変な状況に陥っているのは正直ですね。まぁなんとか、なんくるないさでくるしかないと思いますね」と述べました。

新しい市場のオープンは、2023年3月19日で、当日は10時からオープニングセレモニーが開かれます。