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本格的な海のレジャーシーズンを前に、14日糸満市のビーチで水難救助訓練が行われました。

この訓練は、水難事故を未然に防ぐとともに関係機関の連携強化を図ろうと糸満八重瀬地区水難事故防止推進協議協会が主催したもので警察をはじめ消防やビーチの指定管理者などおよそ40人が参加しました。

訓練は、ビーチで溺れた女性を救助する想定で行われました。砂浜に引き上げられた女性への心臓マッサージや心臓救命装置AEDを使った心肺蘇生を行うとともに、スタッフが救急や警察へ連絡を行うなど、水難事故にどう対応すべきか流れを確認しました。

糸満八重瀬地区水難事故防止推進協議協会・平田徳明会長は「発見から救助までみなさんがいかにして連携をとれるか確認できた有意義な訓練だったと思います。安全で有意義に遊んでいただくにはルールを守っていただきもし(事故が)起きたら周りのスタッフのみなさんの協力が重要になってくると思います」と話します。

県内では、2023年に入って、13日までに水難事故が10件発生し4人が死亡しています。