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県内のほとんどの高校できょう、卒業式が行われ、コロナ禍で3年間を過ごした卒業生たちが学び舎を巣立ちました。

このうち、那覇市の那覇西高校の卒業式では、保護者や在校生に見守られるなか、3年生346人が式に臨みました。

2023年は、県教育委員会の方針を踏まえ、校歌斉唱などを除き卒業生のマスクの着用は、個人の判断に委ねられましたがほとんどがマスクをつけていました。

コロナ禍で入学式が2カ月近く遅れ、その後も行事などで様々な制約を受けた卒業生たち。

式では、一人一人が壇上に上がり、晴れやかな表情で卒業証書を受け取りました。

式典の最後には、恒例のブレザー投げ、「那覇西最高~」

そして、卒業生は保護者や在校生が作った花道を通り学び舎をあとにしました。

インターハイ3連覇・友利晟弓さん「陸上を一本で頑張ってきて、それでもインターハイ最後の連覇を達成することができて、すごいたくさんの方から支えてもらって、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいですけれど、残りの高校生活、卒業までの時間がすごく充実していたなと感じて、ほんとに楽しかったです」と話しました。

卒業生は「(卒業式)とっても良かったです。先生方が気持ちを込めて舞台を作ってくれたので、自分たちもとても清々しい門出になったと思います」と話しました。

別の卒業生は「とてもうれしいです。友達とかお母さんとかお父さんとか関わったみんなに感謝を伝えたいです」と話しました。

コロナに翻弄されたと言っても過言ではない今年の卒業生。マスク着用に対する考えも人それぞれでした。

卒業生は「高校最後の晴れ舞台は、マスクに邪魔されないで過ごしたいなと思ったので、外しました」と話しました。

別の卒業生は「感染はまだあるから、油断は禁物だなと思ってマスクをつけての卒業式にしました」と話しました。

卒業生は「恩返しできるようになりたいです」と話すとその保護者は「周りの人を大切にできる優しい男になって欲しいと思っているので、彼ならきっとやってくれると思うので、楽しみにしています」と話しました。

卒業生は「情報系の勉強をしていきたいなと思っています。お母さんみたいな大人になっていきたいと思います」と話しました。