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南城市の奥武島で生産されているモズクが国内初となる認証を取得しました。

南城市の奥武島でモズクを生産するマルミネ産業と農業生産法人「島酒屋」でつくるもずく有機の会は、去年12月にモズク品目として国内で初めて化学的な処理を施したりせずに自然循環の維持・増進への寄与を認める「有機JAS認証」を取得しました。

今回、有機JAS認証を取得したモズクは成長ホルモン剤などを使用していない「オーガニックなモズク」としてすでに注目されています。

モズク品目で国内初の認証を得たオーガニックなモズクは、3月10日から沖縄県内のイオンとマックスバリュ39店舗で販売されるほか、南城市ではふるさと納税の返礼品として扱うことも予定しています。

農業生産法人島酒家 石黒新海代表取締役「(モズクの)日本の流通の0.1%しかない貴重なもずくが今回生まれました。薬剤等を使用しない栽培という形が特徴になると思う」

生産者らは今後、肉や魚、卵などを食べないビーガン食が盛んな欧米諸国での販路拡大も目指したいとしています。