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12月1日の「世界エイズデー」にあわせて検査体制が拡充されていて、早期発見による治療が呼びかけられています。

県によりますと11月13日までに県内で6人のHIV感染者と8人のエイズ患者が確認されています。沖縄はHIV感染者とエイズ患者の報告数が全国でも上位で、人口10万人あたりだと2021年はHIV感染者が「1.09人で全国2位」、エイズ患者が「0.68人で全国1位」となっていました。

例年、2000件から2500件で推移していた「HIV抗体検査」が新型コロナの影響でおととしから激減していて、2022年10月末時点で117件にとどまっています。

「世界エイズデー」にあわせて保健所でのHIVや性感染症の検査体制が拡充されています。診察した時にエイズを発症している患者の割合が高いこともあって、県は「不安がある人は検査を受けてほしい」と早期発見と治療の大切さを呼びかけています。