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宜野湾市の松川市長は25日に沖縄防衛局を訪れ、普天間飛行場の1日も早い閉鎖や返還などを要請しました。

松川市長は普天間飛行場の速やかな閉鎖・返還を求めたほか、高濃度の有機フッ素化合物PFASなどが飛行場周辺から検出されていることについて、飛行場内への立ち入り検査や市民の不安を払拭させる方策の検討などを小野功雄沖縄防衛局長に要請しました。

小野局長は「辺野古への移設事業を着実に進めたい」とこれまで通りの考えを示しました。

PFASの問題ではアメリカ軍と検出との因果関係を述べることは困難としつつ、立ち入り調査については「引き続き関係機関や関係省庁などと連携しアメリカ軍側と議論を進めていきたい」と述べました。

松川市長は来週に玉城知事と面談し、その後、総理官邸や防衛省・環境省などへ同様の要請を行うとしています。