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榎森耕助「追跡エモリ!調べてみたら?!気になるニュースや話題に関して深堀りするコーナーでございます。今日のテーマはこちらです。「玉城知事 トークキャラバン in広島」ということで・・・広島まで取材に行ってきました!

榎森耕助「追跡エモリ!in広島?!ということで広島にやってきました。なぜ、広島に来たかというと実はこの後、玉城デニー知事のトークイベントが開催されるんですよ。沖縄県が抱える基地問題に関して、広島の方にも理解してもらおうというトーク形式のイベントでして、なんと、その司会が僕なんですよ。」

イベントは2019年に県が始めた米軍基地問題を発信する全国キャラバンの一環で、広島での開催は初めて。オンラインを含め、およそ500人が参加しました。

榎森耕助「この中で僕の動画を見たことあるって方、どれぐらいいますか?」

追跡エモリ「全国トークキャラバンin広島」

玉城デニー知事「沖縄の米軍基地は18484ha広島市の面積の20%、広島市全体の2割が米軍基地です。これだけ米軍基地に取られているのかと、そういうことを考えて頂けると想像しやすい」

在日米軍基地の7割が集中している沖縄。これまで幾度となく県民の生活が脅かされてきました。

玉城デニー知事「2004年沖縄国際大学に普天間基地に所属する海兵隊のヘリコプターが墜落する事故が起こりました」

2004年、沖縄国際大学の構内に米軍ヘリが墜落。当時、研修で関西を訪れていた玉城知事。その時、全国ニュースの報道に違和感を覚えたといいます。

追跡エモリ「全国トークキャラバンin広島」

玉城デニー知事「最初に流れたニュースは新聞社オーナーの辞任のニュース、そしていくつかのニュースの後5番目か6番目だったと思うが、沖縄国際大学に米軍ヘリ墜落というニュースでした。それ以降、京都や奈良で米軍ヘリ墜落のニュースは全くなかった。全国には沖縄との激しい温度差が情報格差にもなっている。国民には大切なニュースである情報が、そうではないニュースを報じてしまっている現状をその時痛感した」

柳澤協二氏「沖縄の問題は1人沖縄だけの問題だけではなくて日本国民全体の問題」

第2部は、専門家やジャーナリストを交えたトークセッション。原爆投下という経験を持つ広島と沖縄が連携して平和を発信していくことの必要性について考えました。

田中美穂氏「広島にいるから核兵器の問題を考えればいいというわけじゃない」

核兵器のない世界の実現を願って活動を行っている「カクワカ広島」。代表の田中美穂さんです。

田中美穂氏「核兵器禁止条約に関してなぜ日本は入っていないのか?そのような疑問を届ける活動を行っています」

活動のキッカケは2017年。国連で成立した「核兵器禁止条約」。広島選出の国会議員に直接会い、核兵器のない世界を実現するためにはどうすればいいのか、尋ねる活動を行っているといいます。

田中美穂氏「辺野古移設の意見書の中止が全国各地で出されているが広島県からは出ていない。広島が国際平和都市として標号しているが、広島のことは考えるがほかは良いのかと思うようになった。意見書が出ていないというところが私達がプッシュできるアクションできる活動の1つ」

追跡エモリ「全国トークキャラバンin広島」

榎森耕助「僕も真っ赤なふんどしを履いてワケのわからん動画を出しているが、沖縄の基地問題を言うとデマにさらされたりする。力の強い人のデマは最悪です。コイツは中国共産党からお金をもらっているのに違いない、服の色を見ればわかると言われるわけです。真っ赤な服が中国共産党の手先やったら広島カープも中国共産党の手先になりますよね、こんなワケのわからんデマが強い人達によって虐げる言葉として弱い人達の小さい言葉をふさぐ言葉として広まったりする」

参加者「沖縄の現状を知らないといけないし(広島と沖縄の平和を)つなげて考えるというのはすごい重要」

参加者「沖縄はひどい目にあっているし、そういう話はよく聞くが聞くだけで終わっていたが、それを止めさせること私達にもできると思って、すごい嬉しかった」