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4年後の完成を目指す首里城正殿の復元に向けて11月3日に起工式が催され本格的な工事の着工を祝い再建ののろしを上げました。

ノミ入れ国頭村から県内各地をまわって首里城に運び込まれた3本の「御材木」のうちの1つにノミが入れられ火災で焼失した正殿の再建が本格的に始動しました。

首里城公園内で執り行われた首里城正殿の復元に向けた起工式には玉城知事をはじめ岡田沖縄担当大臣など県内外から約240人が出席して再建の成功を祈願しました。

玉城知事「本日の起工式は一日も早い首里城の復元を願う県民をはじめ、国内外のたくさんのみなさまの思いの結実に向けた大きな一歩と捉えております。焼失前よりさらに魅力ある首里城になるようしっかりと進めてまいります」

岡田沖縄担当大臣「令和8年の正殿の完成に向け引き続き、関係省庁や沖縄県と緊密に連携し、国として責任を持って復元に取り組んでまいります」

また、専門家でつくる復元に向けた技術検討委員会の高良倉吉委員長も「検討作業を行ってきた者としてこの日を迎えられたことをうれしく感じている」とあいさつしました。

復元が始まった正殿は2026年秋ごろに完成する見込みで工事の期間中も在りし日の姿を取り戻していく過程が一般公開されることになっています。