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沖縄県は新型コロナの「BA.5」による感染拡大を抑えるために外出やイベントなどに関する感染対策対策をこれまで通り継続していくことを決めました。

玉城知事「現在の感染状況および医療機関における厳しい現状をふまえ本日開催されました県コロナ対策本部会議においてはBA.5対策強化地域指定に伴う取り組みを継続する対処方針を決定いたしました」

高止まりが続く感染状況に加えて、医療従事者の休業は連日800人から700人台で推移するなど医療のひっ迫もなかなか改善しないことから8月末までとなっていた「BA.5対策強化地域」に指定されたことに伴う県の対処方針が9月16日まで延長されます。

夏休みが終わって学校が再開したこともあり子どもが集まる場面の感染が懸念されるため登校前の健康チェックや屋内でのマスク着用を促すと共に自宅で友人と集まらないようにする他、部活動や学習塾などが終わったら寄り道せずに帰宅することを求めています。

玉城知事は「子どもたちを感染から守ることが高齢者への感染を防ぐことにつながる」と県民に呼びかけました。

玉城知事「発生届の限定化については慎重に検討する必要があり引き続き情報収集を行いながら現状の仕組みを継続していくものといたします」

国が新型コロナ患者の報告を自治体の判断で重症化リスクが高い人に限定できるとした「全数把握」について県は従来の対応を「当面は継続する」ことにしていて対処方針の期限となっている9月16日までの間に国の動きを見ながら判断していく方針です。