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アメリカ空軍が機体の不具合を理由に輸送機・CV22オスプレイを飛行停止にしている問題で海兵隊仕様のMV22オスプレイでも同じような問題が把握されていたことがわかりました。

アメリカ空軍はクラッチによる不具合が相次いでいることを理由に世界中で展開しているすべてのCV22オスプレイに地上待機を指示しています。

そうしたなか、海兵隊のMV22オスプレイでも同じような問題が起きていたことを2010年から把握していたことが新たにわかりました。不具合を知っていながら普天間基地への配備を強行したことになります。

海兵隊はQABの取材に対して「適切に対応するようパイロットを訓練している」と回答しています。

普天間基地では、8月18日午後3時前にMV22オスプレイが基地に戻ってくる様子が確認されていて空軍のCV22オスプレイが飛行停止を続けている間も海兵隊は運用を続けるものとみられます。

玉城知事は「今回の地上待機はアメリカ空軍のCV22オスプレイとなっているが、海兵隊のMV22オスプレイも地上待機させて安全確認を行うべき」とコメントしています。

普天間基地のオスプレイは6年前に名護市の沿岸で墜落事故を起こしたほか、エンジンなど機器のトラブルで緊急着陸を繰り返しています。