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普天間第二小学校の校庭が隣接する普天間基地から出た有機フッ素化合物で汚染されているかどうかを調べるため市民団体が土壌を採取しました。学校と基地を隔てるフェンスのそばにあるブランコの下をスコップで掘って、土を瓶に入れていきます。

「宜野湾ちゅら水会」では普天間第二小のグラウンド3カ所からあわせて600gほど土を採取しました。今後、県環境科学センターがPFASの有無を調べます。

校庭のすぐ近くにある基地の排水管からPFASを含む汚染水が民間地に流れていたことから校庭の汚染を心配した「ちゅら水会」が8カ月ほど前から土壌の調査を県と市に要請していましたが、一向に実現しなかったため自ら資金を集めて実施に漕ぎつけました。

宜野湾ちゅら水会・町田直美さん「空も(米軍機が)飛んでいて、土も汚染されているかもしれない、こういう状況の子どもたちに、全国どこにでもありますかって話ですよ。そこから守るのは、親であり大人の責任だと思いますので」

宜野湾市教育委員会「宜野湾市が調査しているわけではございませんので、宜野湾美ら水会の方が調査をして、情報を提供するのであれば、情報をふまえて(対応を)検討してまいりたい」

早ければ8月末に結果が判明するということです。