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6月28日、沖縄本島の南の海上で航行不能となったアメリカ船籍のヨットに乗っていた3人を海上自衛隊が無事救助しました。

大きな波に揺られるヨットから子どもが隊員の手につかまり救助される状況や赤い布にくるまれた人など、3人の救助の様子が確認できます。

第11管区海上保安本部によりますと、6月28日午前5時半すぎアメリカの救助調整機関から「アメリカ船籍のヨットがマストが折れ、エンジンも不調で航行できないので救助してほしい」と通報があり、海保が救助作業を進めていました。

現場が遠距離だったため、海保が海上自衛隊に要請。自衛隊が救難機を派遣して、那覇空港の南南東およそ780キロの海上に漂流していたヨットから3人を無事救助しました。

ヨットには、アメリカ国籍の男性(55)とその家族が乗っていて、海保によりますと3人の健康状況は良好で、現在、那覇市内のホテルで療養しているということです。