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慰霊の日、沖縄戦の最後の激戦地となった糸満市摩文仁で24万人の犠牲者を悼み平和への思いを新たにする全戦没者追悼式が行われました。

2022年の全戦没者追悼式は新型コロナの感染防止の観点から規模を縮小して実施されましたが3年ぶりに総理大臣を招くなど県外からの招待客も含め300人あまりが参加しました。

玉城知事は平和宣言で「平和な社会を創造するためには、国際社会が連帯し、多様性や価値観の違いを認め合い、対立や分断ではなく、お互いを尊重し、対話を重ね、共に平和を追求していくことが、今求められているのではないでしょうか」と述べました。

2022年は本土復帰50年という節目の年でもあり、玉城知事が平和宣言でアメリカ軍基地の整理・縮小や過重な基地負担の軽減を改めて訴えました。

また、岸田総理も戦争を二度と繰り返さないため「世界の誰もが平和で心豊かに暮らせる世の中を実現するため不断の努力を重ねていく」と述べました。