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玉城アナ:楽園の海、案内は水中ビデオカメラマンの長田勇(おさだいさむ)さんです。宜しくお願いします。

長田さん:よろしくお願いします。

玉城アナ: 本日より楽園の海に参加させていただきます。QAB新人アナウンサーの玉城真由佳と申します。

長田さん:よろしくお願いします! 玉城さん、海は好きですか?

玉城アナ:はい、大好きです!沖縄で生まれ育ったので、海の大切さも知っているつもりですが これからより深く学んでいきたいと思っています。

長田さん:嬉しいです!でも気軽に見て頂くのが一番ですので、ぜひ癒されて下さい。

玉城アナ:さて今回のテーマは、『西表島のサンゴ礁』です。スタジオには長田さんがいつも撮影に使っているカメラを持ってきていただきました

長田さん:まず広角のレンズを付けたカメラがこちら。海の中の全体像を見せるためのカメラです。 そしてこちらは小さな生き物を撮影する時に使用するカメラです。 今回は、この2台を使用して、撮影してきました。

玉城アナ:とても楽しみです!さっそくVTRを見て参りましょう。

楽園の海 西表島のサンゴ礁

長田さん:西表島の西側、白浜港から出港します。海を案内してくれるのは、ダイブ・ラティークの佐々木さんと渡会さん。宜しくお願いします。

玉城アナ:とても美しい景色が見えてきました。

長田さん:移動中も、日本とは思えないような大自然を感じることができます。

玉城アナ:ほんとですね!

長田さん:ボートを走らすこと20分。最初のポイントは「サバ崎東」。さっそく入ります。

玉城アナ:ガイドの方が手を広げていますね。透明度が高くてとっても綺麗です!海中にはこんな世界が広がっているんですね。

長田さん:まずはワイドレンズで撮影。小さな岩の上についたサンゴを棲家にしている魚、オレンジ色のアカネハナゴイが、たくさん群れてます。 行動範囲は5mほどでしょうか。危険を察知すると、サンゴの近くに集まります。

楽園の海 西表島のサンゴ礁

玉城アナ:まるで花びらが舞っているような素晴らしい光景ですね!アカネハナゴイ、鮮やかな色をしていますね~

長田さん:そうですね。ダイバーにとっては、最高に綺麗な被写体となります。

玉城アナ:感動しました。

長田さん:こちらはマクロレンズを付けたカメラで、スローモーション撮影。 オスの背ビレが「真っ赤なモヒカン」のようになってるのが、よ~く分かりますね。

玉城アナ:はい!はっきり見えます!

長田さん:ワイドレンズで撮る映像は、ダイバーが水中で見ている風景とほぼ一緒です。

玉城アナ:なんともいえない美しい群れ。まさに乱舞!見ているだけで癒されます。

長田さん:はい。さてガイドの渡会さんが指差す先にいるのは?

玉城アナ:なんでしょう、ちょっと動いたような気がします!

長田さん:マクロレンズカメラで、出てくるところを激写!!

楽園の海 西表島のサンゴ礁

玉城アナ:ああっ!かわいい!!目がキョロキョロ動いてます

長田さん:はい、アゴアマダイの仲間です。辺りを警戒している様子ですが、そのまま観察していると…

玉城アナ:わっ!なにか吐き出しました!すごい瞬間!これは…砂ですか?

長田さん:そうなんです。どうやら、家となる穴を、さらに奥深くまで 掘っていたようです。 住処にしている穴の入り口に、何を置いていると思います?

玉城アナ:え?なんでしょう?

長田さん:枝サンゴのカケラなんです。アゴアマダイは、サンゴのカケラを利用して玄関を飾ってるんですよ。

玉城アナ:インテリアにも拘るなんてびっくりです!生き物の生態って奥深いんですね。

長田さん:恐る恐る、指を近づけてみました。 結構近くまで寄れます。警戒心と好奇心、 両方あるんでしょうね。

玉城アナ:こちらは長田さんでしょうか ?

楽園の海 西表島のサンゴ礁

長田さん:はい、私の撮影風景です。マクロレンズを付けたカメラで撮影中~♪

玉城アナ:こんな風に撮影されているんですね、小さな三脚を使ってすごいです。

長田さん:はい、色々工夫しながら撮影してます。アゴアマダイ相手に、指パッチンしてみたんですが、その結果、右を向いたり左を向いたり。

玉城アナ:しっかり反応しています!!

長田さん:こっち向いてホイやっても、勝てる自信あります!!少しの時間、お遊びにお付き合い頂きました~

玉城アナ:かわって…わ~すごい!大粒の雨ですね!

長田さん:1本目潜り終わってすぐ、突然降り出したんですよ。午前中、あんなに晴れていたのに。

玉城アナ:沖縄の天気は変わりやすいですからね。

長田さん:雨が止んだところで、「網取浅場」に潜ります。水深16mの砂地にある枝サンゴ。そこに群がるムレハタタテダイ。曇り空でのダイビングとなりましたが、透明度が高いので、綺麗ですね。

玉城アナ:本当にすごく綺麗です。海の青、砂の白さの美しさが際立っていて…呼吸の泡が見えなければ水中ではなくて、まるで宇宙を漂っているようですね。

長田さん:大きな魚から襲われそうになったら、逃げ込む場所として、このエダサンゴを利用しているんでしょうね。 そして!ここのポイントで、一際目を引いたのがこのテーブルサンゴ。直径2m以上あります。

玉城アナ:なんという美しさ。自然界の神秘ですね。

楽園の海 西表島のサンゴ礁

長田さん:はい、テーブルの下にはタテジマキンチャクダイの姿がありました。もう少しで成魚になる若い個体です。

玉城アナ:しっかり育ってほしいです。

長田さん:こちらはテーブルサンゴの柱部分です。思いのほか細くて心配になりましたが、まだまだ大きく育って欲しいですね。

玉城アナ:ものすごい迫力ですね!

玉城アナ:改めてしっかりと水中映像と向き合って自然界の美しさ、すばらしさを実感できました。

長田さん:神秘的な光景ですよね。今回は、2台のカメラを利用して撮影しました。次回はこちらの360°カメラを使用した映像もご覧いただく予定です。

玉城アナ:楽しみにしております。長田さんありがとうございました。 以上、楽園の海でした。