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4月に沖縄を訪れた観光客は40万9000人で、県は新型コロナの感染拡大で急激に落ち込んだ観光客数が回復基調にあるとみています。

県によりますと先月沖縄を訪れた観光客は40万9000人で、2021年4月と比べて14万6400人増え、率にして55.8%の増加となりました。5カ月連続で入域観光客が前年同月比より増加しています。

県は観光客が戻ってきた要因について、2022年4月は新型コロナの流行を抑え込むための行動制限がなかったことや航空便の減便が少なくなったことなどを理由にあげています。

一方で、2019年4月と比べると44万2400人少なく、52.0%の減少でコロナ前の状況に戻り切っていない厳しい状況が続いています。

県は5月の見通しについて、ゴールデンウィークによる観光客の継続的な回復が期待されまる一方で、2000人台の感染者が出続けるなど、高い水準の流行が続いているため、感染状況の推移を注視する必要があるとしています。

沖縄に来た4月の観光客40万9000人 去年比55.8%増