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まん延防止措置が解除されて飲食店の時短要請がなくなった2月21日の夜、街には活気が戻る兆しが見られました。

年明け早々に始まり43日続いたまん延防止の期間が終わって通常営業に戻った那覇市の繁華街にあるステーキ店ではこの日を待ちわびた客でほとんどの席が埋まるなど絶えず入り続ける注文でスタッフが調理に追われていました。

沖縄テクノクリエイト・大濱靖仁さん「(まん延防止措置解除に)ホッとした気持ちと、しっかり気を引き締めて営業していきたいという気持ちがありますね」

このステーキ店の系列では時短要請に協力して午後9時で店を閉めていました。まん延防止措置の期間中、客が半減したこともあってスタッフが別の店舗に出勤するなど雇用を維持するための工夫も必要だったといいます。

沖縄テクノクリエイト大濱靖仁さん「観光地にお客様が全く来なくなったということがありまして、弊社でもかなりの店舗が臨時休業となった状態がありました」

肉焼いてる様子鉄板で肉が焼ける香りに包まれた店内には夜のステーキとともにお酒を楽しむ客の笑顔があふれていました。

利用客「めちゃくちゃおいしいです。めちゃくちゃおいしいです。夜時間が制限されると、友達とも焦って急がないといけないことが多かったんですけど、時短が無くなったおかげで、ゆっくり楽しめる時間ができたなと思いました」

利用客「楽しく過ごしています。閉鎖されている感じじゃないですか、家って、お店で飲むのが、開けている感じがすごい好き」

3月末までの期間を県は「感染再拡大抑制期間」と位置付けていて飲食店の利用を「4人以下・2時間以内」にして密を避けることなどを呼びかけています。


まん延防止解除初日の沖縄 ステーキ店に活気