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新型コロナの感染拡大と抑え込むための対策強化が繰り返されていることで県経済の落ち込みが課題となるなか、2021年度の観光客数がコロナ前ともいえる2019年度の3分の1以下になると試算されています。

沖縄観光コンベンションビューローとりゅうぎん総研が試算したところ、2021年度の観光客数は320万人で1000万人近くの観光客が訪れた2019年度と比べて66.2%減少する見込みです。

2021年度は春から秋にかけてまん延防止措置や度重なる延長が続いた緊急事態宣言で観光客が大幅に減りました。宣言が解除された10月から年末にかけて観光需要は回復基調でしたが、オミクロン株による第6波でほとんどの修学旅行がキャンセルになるなど影響が出ています。

新型コロナによる不況は観光収入にもあらわれていて、2021年度は2464億円と推計されています。観光収入が7340億円にのぼった2018年度と比べて3分の1程度に落ち込むとみられ、新型コロナの感染拡大による経済への影響が深刻になっています。

今年度の観光客数 2019年度比32%に落ち込み