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首里城周辺のまちづくりの将来像を示す「新・首里杜構想」について、那覇市議会は着実な推進を求める意見書を手渡しました。

那覇市議会の久高友弘議長をはじめとする代表団は2021年の那覇市議会11月議会で全会一致で可決された意見書を玉城知事に手渡しました。

意見書では2022年度から10年間行われる予定の「首里杜地区整備基本計画」について、御茶屋御殿や中城御殿など、沖縄戦で焼失した文化財の復元や首里城正殿の大龍柱の向きなど慎重に幅広く議論を重ねること、第32軍司令部壕といった戦争遺跡の保存公開などを着実に進めていくよう求めています。

御茶屋御殿について玉城知事は「整備基本計画に明記する方向で検討したい」と述べ、事業化の可能性について調査に取り組むと説明しました。

「新・首里杜構想」推進へ 那覇市議会が県に意見書