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大規模クラスターが発生しているキャンプハンセンで、感染者から遺伝子レベルで県内1例目と違うオミクロン株が確認され県が警戒を強めています。

県によりますと、20日オミクロン株の感染が分かった40代の女性は、県内で初めてオミクロン株の感染が確認された1人の濃厚接触者で、12月17日に新型コロナの陽性が判明。その後のゲノム解析でオミクロン株に感染したことがわかりました。

その際、1例目のオミクロン株の遺伝子と遺伝子レベルが違うことがわかり、県は基地内に複数の感染源がある可能性を警戒しています。

オミクロン株に感染した40代の女性は、12月15日に県立武道館で調理師免許の試験を受けていて、県は換気等の対策が十分であることや受験者が声を発せずマスクを着用をしていたため濃厚接触者はいないとしていますが、念のため近くで試験を受けていた13人にはPCR検査の受診をお願いしているということです。

県は、県総合運動公園と21日午後1時からは豊見城城址公園の跡地で無料のPCR検査を実施します。

違う遺伝子のオミクロン株 複数の感染源か