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本島南部の土砂が辺野古の埋め立てに使われようとしている計画について遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんが国に計画の撤回を求めました。

沖縄戦最後の激戦地となり今も遺骨が残る本島南部の土砂を辺野古新基地の埋め立てに使おうとしている国の計画についてガマフヤーの具志堅隆松さんが計画の撤回を政府に働きかけるよう厚生労働省に訴えました。

ガマフヤー・具志堅隆松さん「これは基地建設の是非の問題ではなく、人道上の問題であり厚労省の遺骨問題解決への姿勢が問われます」

厚労省の担当者は手渡された要望書を「預かる」と述べるにとどめました。

また、沖縄戦の遺族の女性は「遺骨は国のものではない」と訴えました。

沖縄戦で祖父を亡くした・米本わか子さん「戦没者の遺骨というのは国のものではありません。戦没者自身と遺族のものです」

ガマフヤー具志堅隆松さん「この(土砂問題)は、全国の問題として皆さんで声を上げて、ぜひともこれを止めていただきたい」

計画の断念を求める具志堅さんの意見書は全国各地の議会など1750カ所近くに届けられていてこれまでに109の議会で可決しています。

南部土砂問題 ガマフヤ―が厚労省に要望書を提出