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コロナ禍で企業からの求人数は、感染拡大前の水準に戻らない中、2022年の春に卒業する高校生を対象とした合同企業説明会が開かれました。

この合同企業説明会・面接会は沖縄労働局などが主催し、2022年3月に卒業予定の高校生およそ300人と県内外の企業87社が参加しました。

企業からの求人を業種別でみると、「建設業」が人手不足の影響から若者の雇用に積極的な一方で、感染拡大の影響を受けている「宿泊・飲食サービス業」などの観光業は、感染拡大前のおととしの4分の1にとどまり、厳しい状況がつづいています。

観光業を志望する高校生は「募集人数が減ってきていて厳しい状況です」と話しました。製造業を志望する高校生は「コロナ禍で就職探すのは難しいとは思っていたんですけど、案外探せば、けっこう多くあって、自分に合うのも見つかってきているので、今後とも頑張っていけたらなと思っています」と話しました。

観光業の採用担当者は「去年実は新卒採用ストップしてしまったんですけど、それですごく後悔もありまして。やはり新しい風というのは会社にとっても重要な原動力になるという部分だと思いますので、生徒の皆さんにも希望をもって就職していただきたいなと思っています。」と話しました。

2022年に卒業する高校生の採用活動は9月16日から全国一斉にスタートしていて、会場では、面接や筆記試験なども行われていました。

新規高卒者 合同企業説明会・面接会