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辺野古の新基地建設に伴うサンゴの移植をめぐって県が条件付きで防衛局に認めた移植許可を取り消した判断は正当だと主張する意見書を農林水産大臣に出しました。

県は8月4日防衛局に条件付きで認めたサンゴの移植許可を撤回したのは適法になされたもので正当だと訴える意見書を農林水産大臣に提出しました。

意見書で県は水産資源の保護培養などをはかため許可を撤回したとしています。そのうえで、工事が一時的に遅れても重大な損害になるとはいえず、農林水産大臣が防衛局の言い分を聞いて撤回された許可を回復させれば移植が強行されサンゴの再生は不可能になると主張しています。

辺野古新基地建設に伴うサンゴの移植を巡っては8月2日に防衛局が県による許可の撤回を不服として農林水産大臣に許可の回復を求める審査請求と裁決が出るまでの間、県の撤回の効力を止める執行停止を申し立てていました。

農林水産大臣は県が提出した意見書も加味して近く判断する見通しです。

  サンゴ移植許可の撤回 県が意見書で正当性を主張