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その姿をみることができた人は幸運かもしれません。多くの時間を砂に潜って過ごすという謎多き希少な魚を美ら海水族館で見ることができます。

世界で初めて展示されている「アダヒメオコゼ」は全長8cmの小さな魚でカサゴの仲間です。3月に国頭村安田の漁師から「定置網に見慣れない魚がいる」と連絡があって沖縄美ら海水族館などが調べたところ「アダヒメコゼ」でした。

2018年にインドネシアで新種として報告されて以降、見つかったことがなかったんです。これまでの飼育観察から胸ビレを使って海底を歩くように移動することや餌をとる時以外は砂に潜って過ごすことなどがわかってきています。

沖縄美ら島財団魚類課 宮本圭さん「砂から出ているところが見れたらラッキーかなという感じですね。今回の飼育が謎の解明につながればいいなと思っています」

謎多き希少な魚「アダヒメオコゼ」は5月末まで展示されています。

世界初展示!謎多き希種オコゼ