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琉球大学は宮古諸島出身者の遺伝情報を解析した結果、地域によって遺伝情報が異なっていることが判明したとする研究成果を発表しました。

琉球大学医学部のチームは、沖縄県出身者およそ1万8000人の遺伝情報を解析する研究を行いました。その結果、宮古諸島の出身者は、遺伝子的に宮古島の北東部と南西部、池間・伊良部島出身の3つの集団に分類されることがわかりました。

研究チームによると、宮古諸島のような狭い地域の住民が複数の集団に分類されることを明らかにした研究は世界的にも珍しいということです。

琉球大学医学部の石田肇学部長は「希少な疾患の治療法の発見や沖縄県民の個別化医療の推進にも有益な情報になる」と期待を寄せました。

宮古諸島の人々はゲノム解析で3集団に分類