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那覇市に建築が進められている県内最大級の木造寺院、「琉球識名院」の上棟式が14日に行われ、関係者が工事の安全を祈願しました。

14日午前、行われた上棟式では、古くから伝わる「工匠の儀」がとりおこなわれ、伝統的な衣装に身を包んだ宮大工が、建物の工事が無事に進むようにと願いを込め、寸法の確認や杭打ちなど工事に関連した動作を披露しました。

このうち、棟木を本殿の屋根に引き上げる「曳綱之儀」では、参列者全員で綱をひき、最後に宮大工が、「未来永劫栄えるように」と掛け声をかけながら、棟木を力強く建物に打ち付けました。

光明寺沖縄別院琉球識名院は、樹齢1000年を超える檜を使用した県内最大級の木造寺院となる見込みで、2年後の2022年2月の開山を予定しています。

県内最大級の木造寺院 上棟式