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日本では初めてとなる商店街と客をつなぐ新たなサービスが那覇市の商店街で7日から始まりました。

新型コロナの流行は、落ち着きを見せているものの、依然として客足が戻らない商店街。そんな中、旧牧志公設市場に隣接するレインボー通り商店街は7日から日本初となる商店街と客をつなぐ非営利共同宅配システムを開始することを発表しました。

「出前市場」と名付けられた新サービス。個人商店の負担を最小限にしようと17の店舗が共同で運営し、店側が負担する手数料を売り上げの10パーセントに抑えています。2000円以上の買い物をした人に限り、配達を請け負います。複数の店の商品も同時に購入できる仕組みです。

出前市場の発起人・直野秀一郎さんは「どうにかしてこの状況を打破して、一店舗でも多く閉めなければいけないような状態を回避して、街全体が牧志公設市場全体が盛り上がる場所になればなという思いでいっぱいです」と話していました。

出前市場は7日からスタートし、今後さらにエリアや店舗など広げることにしています。

商店街の活性化に 7日から非営利共同宅配スタート