県内企業の新たな挑戦をお伝えする経済コーナーQビズです。新型コロナで打撃を受ける観光業が注目するターゲットとは

観光立県”沖縄”新型コロナの影響で4月に沖縄を訪れた外国人観光客はゼロ。那覇空港の国際線は閉鎖され那覇港も、寄港予定だったクルーズ船が全てキャンセルとなるなど県内経済が著しく落ち込んでいます。

緊急事態宣言は解除されたもののまだ元通りとはいかない観光業。そんな中今、注目されているホテルや旅行会社のターゲットはわたしたち”県民”?!きょうは、こうした状況を切り抜けようとホテルや旅行会社が始めた取り組みを紹介します!

まずはホテルから、恩納村にあるKPGホテル&リゾートが運営するホテルでは・・およそ2カ月間の自粛・休業期間を経て今月から新たに企画を打ち出して営業を再開しました。

Qビズ 打撃の観光業 新しいターゲット県民向けの新サービスとは?!

KPG HOTEL&RESORT 田中正男取締役社長「コロナゼロ5670という語呂合わせなんですが、各ホテルの宿泊プラン・レストランプランを用意しております」

全室オーシャンビューの広々とした部屋に1人1泊、5670円で宿泊できるプランを展開!

KPG HOTEL&RESORT 田中正男取締役社長「この自粛期間中にみなさんのたまっていたストレスをしっかりリゾートホテルでリフレッシュしてもらいたい」

スタッフのマスク着用や部屋の消毒はもちろん感染防止策もしっかりと行っています。

KPG HOTEL&RESORT 田中正男取締役社長「客室はお客様がチェックアウトをしたあと翌日は1日、最大で3日はあけて次のお客様をご用意しております」「弊社はチェックインのときにお客さま全員にピッと検温計をするなどの用意をしております」

家族や友人とのんびりくつろいでほしい、新型コロナが終息してほしいそんな願いも込めた5670(コロナゼロ)キャンペーン。海外や県外からの旅行需要が回復するまで県内需要の掘り起こしがカギだと話します

KPG HOTEL&RESORT 田中正男取締役社長「正直言ってあんまり儲けはないんですよ、少しでも地元還元ができればなと思っておりまして、6月は県内、7月から徐々に県外、あと10月くらいから国の状況にはよるんですがインバウンドを少しずつ獲得していこうかなと」

一方、県内の旅行代理店の沖縄ツーリストとOTS交通は、こんなツアーを企画、その名も「めんそーれ道の駅in北部」

沖縄ツーリスト 花城さん「県内の北部地域の道の駅を4か所巡っていくツアーを企画しています」

3月からおよそ3ヵ月間団体ツアーを中止していた沖縄ツーリスト。緊急事態宣言が解除されて初めて企画された団体ツアーです。そんな再スタートに当たって目を付けたのは今まで意外に気づかなかった新たな旅行需要県民向けのプランでした。

Qビズ 打撃の観光業 新しいターゲット県民向けの新サービスとは?!

沖縄ツーリスト 花城さん「道の駅さんもこのコロナの影響で売り上げが半分以下になっているということなので、ツアーでお客様が来ていただいてそこで道の駅の商品を買っていただくことを期待しておりました」

どうしても密が心配されるバスツアー、定員を通常の半分以下に限定したうえ1日1回はオゾン発生器で社内の除菌洗浄を行うなど徹底しています。

OTS交通 平良社長「みなさまには基本的に窓を開けていただく等のご協力をお願いするんですが、それ以外にもバスの中は外気導入をしておりまして、バス車内全体の空気の入れ替えが4~5分で終わる、これをずっと運行中行っております」

ようやく動き出した社会。手探りの状態ですがまた仕事が再開できることに、安堵の表情が見えます。

OTS交通 平良社長「(自粛期間中は)従業員のほうがすごい不安だったかもしれませんけど、やっとこういったカタチで動き始めるということを伝えたら喜んでくれましたので、バスが一台でも走り出すとまた活気が戻ってくるのかなと思っています」

Qビズ 打撃の観光業 新しいターゲット県民向けの新サービスとは?!

スタッフの思いも乗せて走り出すこのバスツアー、コロナに備えつつも社会活動や経済活動を始めていく、そんな新しい生活様式の第一歩を踏み出しました

沖縄ツーリスト 花城さん「国のGOTOトラベルキャンペーンというのがでてくるかとおもいますので、こちらで国内需要・旅行の火がついて海外旅行もまた1年2年後には復活できるようになればいいなと思っております」

旅行社側もこういった新しい生活様式に合わせた新しい旅のスタイルということで、お客様の安全を第一に考えてツアーをしていくっていうことが大事なんじゃないかなと思っております。

今月19日に県外旅行などが、全面解禁されると国内旅行の需要もおそらく増えますよね、WITHコロナといわれてる今、新しい観光スタイルの試行錯誤が続いています。