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5年前に返還された宜野湾市の西普天間住宅地区の跡地で見つかった、不発弾1発の処理が15日午前行われました。

渡嘉敷記者は「西普天間住宅地区です。現在あちらに見えるドラム缶のような防護壁の中に不発弾があり、これから自衛隊による処理作業が行われます」と話していました。

直径約12.7センチ、全長44センチの不発弾はアメリカ製の5インチ艦砲弾で、2020年3月30日、西普天間住宅地区の跡地で発見されました。

現場には朝から陸上自衛隊の不発弾処理隊が出動し、鉄棒で信管を打ち抜き破壊する方法で処理を行いました。不発弾の処理は、作業開始から約30分後に無事終了しました。

不発弾処理のための住民避難や交通規制などは行われませんでした。西普天間住宅地区の跡地には、琉球大学医学部と付属病院の移転が予定されています。

西普天間住宅地区 不発弾処理