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那覇市のデパートでは世界に一つしかない灯りの展示会が開かれていて、会場は温かな雰囲気に包まれています。

那覇市のデパートリウボウで開かれている「灯葉華」と呼ばれる灯りの展示会。会場には幻想的な灯りが広がり、見る人の心を和ませます。

「これは癒しの照明だと私は思う」と話すのは灯りの作者で、宮城県を拠点に製作活動をしている美術工芸家・堀内勇幸さん。本物の草花を1枚1枚丁寧に特殊加工し、和紙に貼り付けるなど手間と長い時間をかけ製作していきます。

コスモスが印象的なこの作品は「コスモスを一点ずつ色合わせと大きさを調整しながら、特殊糊で貼り付けて、それから金彩(金加工)の方法をとっています。(完成まで)2カ月から3カ月くらいかかります」と話していました。

何かと落ち着かないこの時期。多くの人に癒しや安らぎを感じてほしいと話します。堀内代表は「世の中が大分せわしいので、灯りを求めているお客さんが私は多いと思います」と話していました。

優しい灯りに包まれた「灯葉華展」は4月6日まで開かれています。

ぬくもりを感じる灯葉華展