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分身ロボットで水族館見学

新型コロナの影響で外出が制限されている子どもたちに楽しんでもらおうと企業があるユニークな企画を行いました。

那覇市にある児童クラブの子どもたちが楽しそうに見ているのは本部町にある沖縄美ら海水族館の様子です。

実はこれ、水族館にいる分身ロボット「newme」を子どもたちが遠隔操作し、まるで自分がその場にいるように自由に見て回ることができるんです。子どもたちは「newme」とともに熱帯魚やジンベエザメへの餌やりの様子を観察しました。

児童は「見たい場所を見られて面白かったし、思ったことができて、楽しかった。ジンベエザメのことがわかったからいいと思います」と話しました。

また別の児童は「あまり機械やったことないから面白かった。最初は緊張していたけど、動かしたりしたら慣れてきた。ジンベエザメが立って(餌を)食べているところ」と話しました。

「newme」を開発したANAホールディングスは。

ANAアバター準備室松尾美奈アシスタントマネージャー「子どもたちのストレスが少しでも軽減するように、私たちが開発したアバターロボットを使って、遠隔で水族館の観賞を楽しんでいただくということが狙いとなっています。子どもたちゲーム感覚で楽しんでいただけと思っています」と話していました。

ANAホールディングスは今後、学校などと連携し、アバターによる教育体験を提案していきたい話しています。