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先日火災で焼失した首里城。実は、その首里城など、県内のグスクが世界遺産に登録されて2020年で20年になることから特別展が始まりました。

県立博物館・美術館の山本正昭学芸員は「小さな勢力が淘汰されて、最終的に首里城に収斂(集約)されていく。収斂される側の実態を見て頂きたい」と話していました。

首里城などが2000年の世界遺産に登録されて、2020年で20年になることを記念したこの特別展。12月の火災を受け、展示の構成や内容を変えて開かれました。

この絵図は1696年、本土と琉球の交易のために作られた絵図。中央には首里城が描かれています。またこちらは1992年、首里城正殿を復元した際に参考とした縮尺十分の一の模型です。細部まで、きめ細かな作りになっています。

展示会を企画した学芸員の山本さんは「この正殿の模型を見て、いつかまた首里城が復元され、その姿を見ることができると勇気をもらえたら」と話してます。

琉球王国のグスク展 首里城の姿も