ハンドボールの国内最高峰、日本ハンドボールリーグの公式戦。琉球コラソン対大同特殊鋼が、おととい浦添市で開催されました。

リーグの強豪、5年ぶりの優勝を狙う大同特殊鋼に、今季14連敗中と苦しみながら初白星を目指すコラソンが挑む試合。

注目を集めたのは兄弟対決でした。大同特殊鋼の東江雄斗(あがりえゆうと)は浦添出身。日本代表として国際試合に出場する選手に成長。来年の東京オリンピックでも活躍が期待されています。

東江雄斗選手「浦添市民体育館で(日本リーグの試合を)僕の出身地でやるのは初めてだったので、すごく特別な思いというか、非常にワクワクしていた。」

対するコラソンには兄東江太輝(あがりえたいき)。日本リーグ湧永製薬、そしてドイツリーグと国内外でプレーし、今季から地元コラソンに加入しました。

東江太輝選手「たくさんのお客さんが来てくださって、先生も親も親せきもみんな来ていたので、その中で僕ら(兄弟)2人が恩返しではないが、(プレーを)見せられたのは本当に幸せな時間。」

その2人の両親もハンドボーラー。指導者として県ハンドボール界を支えています。

県ハンド協会理事長・父・東江正作さん「2人ともゲームメイク・プレイメイカーなので、チームをコントロールしながらチャンスがあればどんどん点を取って欲しい。一番は引き分けがいい。」

与那原中学校校長・母・東江功子さん「本当にお互いバチバチ(勝負の)世界でやるので、ぶつかり合いを見ているとドキドキする。」

試合は接戦に持ち込みたいコラソンが粘りを見せていましたが、徐々に大同特殊鋼が得点を重ねていきました。

コラソン・東江太輝選手「どうしても雄斗選手に厚く(守備を)行ってしまって、他の選手がノーマークになる確率が高くなってしまった。うまくやられた。」

大同特殊鋼・東江雄斗選手「後半は(シュートを)狙いすぎてばれて、(体が)飛ばされたのでやられてしまった。」

互いにマークされながらも兄・太輝は4得点、弟・雄斗は9得点。周りを生かすアシストも見事でした。試合はリ―グ優勝を狙う大同特殊鋼が勝利しました。

コラソン・東江太輝選手「早く1勝して、また頑張れよと声掛けしてもらえるチームに早くなっていきたい。」

大同特殊鋼・東江雄斗選手「来年のオリンピックに向けてもまずはケガをしないこと。自国開催なので楽しんでプレーすることが一番だし、強豪国にチャレンジして勝利という結果に結びつけられたらいい。」

兄弟それぞれの舞台で、これからも全力を尽くします。

親子で沖縄のハンドボールを盛り上げる東江さん一家ですが、雄斗選手にはオリンピックの舞台で、太輝選手には地元コラソンでハンドボールの面白さ、魅力を見せて欲しいと思います!