元FC琉球の選手で那覇市出身の宮城晃太さんがJICA青年海外協力隊としてカンボジアでサッカー指導をしています。沖縄とカンボジアの架け橋になる宮城さんに密着しました。

宮城晃太さん「カンボジアを代表する選手を(育てられるように)技術面 精神面も指導していきたいと思っています。」

元FC琉球の宮城晃太さん(みやぎ こうた)今年2月から JICA青年海外協力隊員としてカンボジアでサッカーの指導に取り組んでいます。

宮城さんが派遣されたのはカンボジアの首都プノンペンから車でおよそ5時間、メコン川に面している小さな街クラチェ州。静かでのんびりとした雰囲気が漂う街です。

宮城晃太さん「サッカーをずっとやってきて、サッカーで日本以外で何かできないかと思っていた。」

海外選手と触れ合う機会が多くいつか自分も海外で活躍したい、プレーヤーとしてではなく指導者の道に進んでもその思いは強く、クラチェ州のユースアカデミー校でユース世代の選手、そして指導者の育成を行っています。

日本人の晃太コーチが何か言っていたなと、思いだして次につなげてくれれば

宮城晃太さん「カンボジアに来て子どもたちにサッカーを教えることで、サッカーの楽しさや厳しさを指導者も含めて一つでも多く違うものを僕から学んで発展して、2年間で成果は目に見えないかもしれない、今教えている子どもたちが大人になったとき日本人の晃太コーチが何か言っていたなと、思いだして次につなげてくれれば。」

この日は、JICAオフィシャルサポーターでありFC琉球のアンバサダーでもある北澤豪さんが激励。宮城さんがカンボジアに派遣されることを機にFC琉球からプレゼントされたユニフォームを子どもたちに手渡します。

宮城晃太さん「このユニフォームは(去年)J3優勝した時のユニフォームです。」

北澤豪さん「FC琉球のウェアをみんなにプレゼントするのは意味がある。みんなにうまくなってもらいたいという思いがこのユニフォームに込められている。」「国は違うけど思いは同じお互いサッカーを通して協力し合ってお互いの目標にたどりつけるように頑張りましょう。」

FC琉球のウェアをみんなにプレゼントするのは意味がある

カンボジアの子どもたち「FC琉球のユニフォームが着れてうれしいです」「これを着て頑張りたいです!」

沖縄の高校生たち「ハイサイ!」「ハイサイ!」宮城晃太さん「ハイサイようこそカンボジアへ」

沖縄から賑やかな訪問者も来てくれました。「国際協力」を担う次世代の人材育成を目的にカンボジアに派遣されている県内の高校生13人。小中高とサッカー部でキャプテンを務めていた伊是名秀真さんも宮城さんの計らいで練習に参加。

北澤豪「秀真!日本代表として頑張らないといけないぜ、この中で負けたらあかんぜ!」

伊是名秀真くん 知念高校「実際にカンボジアの方とサッカーができて自分がスポーツを通して国際貢献がしたいという目標に近づいた。」

スポーツを通して国際貢献がしたいという目標に近づいた

宮城晃太さん「クメール語周りを全部見ろ今の動きは良くない見て、落ち着いて動く。」

宮城晃太さん「基本的にクメール語で話をしているので、サッカーに対する姿勢を学んでほしい。一つでも多く単語を覚えコミュニケーション取れるようにしています。」

競技に対する考え方や技術だけを教えるのではなく、競技を行う上でのマナーも学んでほしいと宮城さんは言います。

宮城晃太さん「地域の現状を知ること、そこから問題がたくさんある中で、その問題をどうやって解決していくか?改善していくかが大事なことだと思います。」

北澤豪さん「やっぱり学校で勉強してても実際来ないとわからないことだから、この経験を次のステージに生かすチャンス。」

まだまだ練習環境が整備されず、発展途上にあるカンボジアのサッカー沖縄とカンボジアを結ぶ懸け橋に宮城さんの夢は始まったばかりです。

頑張りたいです僕はそして優勝したいです!

宮城晃太さんクメール語で「今はまだ目標は遠いけど一緒に頑張っていこう!」「頑張りたいです僕はそして優勝したいです!」