※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
PFOS汚染「知っていた」が公表せず

普天間基地周辺の河川や湧き水が有害な有機フッ素化合物に汚染されている問題でアメリカ軍が調査した汚染の結果を日本政府も共有していたことがわかりました。

県民の飲み水が汚染されている問題。ところが、調査結果について政府はすぐには公表せず、アメリカ側との合意が必要だとしています。PFOSによる水の汚染について6月18日の衆院安全保障委員会で共産党の赤嶺政賢議員はアメリカ軍が2014年から2017年にかけて嘉手納基地内で実施した調査について質しました。

赤嶺政賢議員「米軍による調査結果は、日本と政府と共有されているんですか」河野外務大臣「(共有)されております」赤嶺議員はさらに共有されていた情報が公開されていないことを追及。

赤嶺政賢議員が「米側は米軍は、自らが調査した海外の米軍基地について一覧表まで出して公開しているんですよ」「米軍が自分たちがやっているように日本政府もやればいいじゃないですか?今まで隠していたんですか?この資料」と質すと鈴木北米局長は「公表するかどうかにつきましては米側との合意が必要でございますので、適宜対処させていただければと思います」と話しました。

調査結果の公表について「アメリカ側の合意が必要」と繰り返すのみで前向きな回答は得られませんでした。