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貴重な生き物を守るための、今後の方針を確認しました。

6月3日、県や環境省の職員らが訪れたのは渡嘉敷村のナガンヌ島。ここは、絶滅危惧種に指定されているアジサシの国内最大の繁殖地です。

アジサシは、人が近くにいると親鳥が子育てを放棄することがあり、島の観光地化が進んだ2002年には、繁殖が確認されませんでしたが、翌年、立ち入り制限区域を設定すると個体数が回復。2日の時点で、約500羽のアジサシが確認されたということです。

3日の勉強会では、人とアジサシのすみわけを図るため、老朽化したロープや看板の取り換えの必要性などを確認しました。県では今後、多言語に対応した看板の設置や、2019年、島への飛来が確認されているアジサシの天敵、カラスの駆除などをしていきたいとしています。