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第2次普天間爆音訴訟 きょう午後判決

普天間基地周辺の住民がアメリカ軍機による騒音被害を訴え、飛行差し止めと損害賠償を国に求めた裁判の控訴審判決が4月16日午後言い渡されます。

この裁判は、普天間基地周辺の住民約3400人が、騒音により健康被害などが生じたとして、アメリカ軍機の飛行差し止めと損害賠償を国に求めているものです。

3年前の一審判決では、那覇地方裁判所沖縄支部は、損害賠償約24億円を国に支払うよう命じましたが、差し止めについては、「アメリカ軍機に日本の支配は及ばない」として認めていませんでした。

国側と住民側は判決を不服とし互いに控訴。住民側はこれまで「違憲性を判断して国民を救済するのが司法の使命」と訴えていて、今回の判決で裁判所が差し止めの是非をどのように判断するのか注目されています。

判決は午後2時から福岡高裁那覇支部で言い渡されます。