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大型で非常に強い台風24号。最終盤の攻防に入った県知事選を直撃です。街頭での訴えは28日が最後になるかもしれません。各陣営は強い風、雨に晒されながら、有権者に訴えていました。

嵐の中の激戦  雨に濡れながら訴え

県知事選挙には、前の宜野湾市長・佐喜眞淳さん、前の衆議院議員・玉城デニーさん、料理研究家の渡口初美さん、元・会社員の兼島俊さんの4人が立候補しています。

嵐の中の激戦  雨に濡れながら訴え

佐喜眞候補は「日増しに佐喜眞頑張れ、佐喜眞負けるな。頑張れ、県政奪還をしっかりとやってくれ。そういう声が私の所にも来ました。対立や分断、争いでは何も作れません。対話です。対話が人間社会において、全ての始まりです」と話しました。

佐喜眞さんは、那覇市牧志の選挙事務所本部前で演説を急きょ日程に追加。國場幸之助自民党県連会長なども参加。県政奪還に力を込めました。

佐喜眞候補は「あともう一歩です。未来をつくる選挙。一票が未来をつくります。一票に執念を燃やして、ともどもに、頑張ってまいりましょう」と話しました。

嵐の中の激戦  雨に濡れながら訴え

一方の玉城さんは、「沖縄にこれ以上、新たな米軍基地は必要ないと、辺野古の新基地建設は体を張ってでも止めるんだということを、では、普天間どうするの?辺野古造らなかったら、返ってこないんじゃないの?ばか言いなさんな。戦争で奪われたあの土地は、沖縄県民に返すのが道理だ。青空から、航空機の部品が落ちてこない。その青空を子どもたちに返すのが道理なんだということです。新時代沖縄をつくっていく大きな未来への道筋です」と話していました。

玉城さんの陣営には、謝花喜一郎副知事が駆け付けました。翁長知事の遺志を受け継ごうと改めて強調しました。

玉城さんは「大和に向いている県知事を選ぶのか。県民とともに歩む県知事を選ぶのか、この県知事選挙は2つに1つです。玉城デニーとともに新時代沖縄へみんなで進んでいきましょう」と話しました。

先ほど那覇市では、避難準備、高齢者避難開始の指示も出されました。そんな中ですから、28日の演説が街頭での最後の訴えになるかもしれません。

各候補者の訴え、視聴者の皆さんにしっかり届いたでしょうか。28日、29日で投票に行かれる場合は、最新の台風情報を確認して、くれぐれもお気を付けください。